国際ジャーナルの対談取材 「手に職」系職人

 国際ジャーナルの時事コラムに仕事は手堅く「手に職」系職人になりたい若者たちという記事があった。この大不況であるから、普通にサラリーマンになる道も難しい。就職氷河期と言われて、もう何年経つであろう。友達の大学生の子たちも就職にとても苦労している。
 だからこそ、手に職なのだろう。日本の伝統文化などを担う若者も増えているそうで、それはとても良いことである。今まで格好悪いと思われていた日本文化を守る若者が増えて、これから先も大切な文化が守られていくと思うと、ふと安心感すら覚える。
 私自身も大学時代に何の目的もなく、悩み苦しみ、なんとか就職したが、適応できずにやめ、それからさまよいながらも飲食でずっと働いてきた。いわゆるフリーターであった。OLの友人などを羨ましく思いながらも、なんとか手に職をつけようと、様々な資格をとり、今は店を構えている。経営などは全くわからず、ただひたすらに接客をしているのだが、これも一種の手に職か?もっともっと自分の力をみがいていかなければいけないと焦っている。
 若いうち、学生のうちなどにやりたいことを見つけるのはとても困難である。遊ぶことに夢中になってしまうことも多い。しかし、周りの大人を見て、一生仕事をしていける職人の道を目指すのは素晴らしいことだ。みんなと一緒で、長く働けば給料が上がるという幸せな時代は終わっている。若いうちからの努力である。

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