報道通信社の報道ニッポンの特集記事 日本の食糧自給率

日本の食糧自給率が低いのは、前から話題になっていますが、最近は海産物など
について、中国や韓国のバイヤーが世界中から調達をするために、日本の商社が
買いつけできない事態も起こっているそうです。食料の自給については、世界中
からより安くて高品質の食材を輸入すればいいという議論もある一方、日本の安
全保障の観点から、輸入に頼らない自給率の向上が必要であるという意見もあり
ます。しかし、食料自給率は簡単に上げることはできません。まず、日本の農業
政策の見直しは当然ながら必要ですが、単純に農家へ補助金を出せば済むという
簡単なものではありません。食料については、肉を食べる場合には、飼料が必要
となります。肉は非常にコストがかかる食材です。飼料を輸入するのをやめる
か、家畜の餌につかうのではなくて、人間の食品用に使うことも考える必要があ
ります。しかし、飽食とまで言われた日本人が、今までの食生活を簡単に質素な
ものへ切り替えることは非常に難しいと思います。まさに発想の転換が、国民の
意識として高まってこないと、単なる政府の政策だけでは、食料自給率の向上に
はつながっていかないのではないかと思います。報道ニッポンなどの特集でも、
食料に関しては深く掘り下げて欲しいところです。







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