現代画報社の現代画報の特集記事 呼吸の乱れ


 呼吸の乱れはストレスや過労などによって起こるそうだ。過喚起症候群や睡眠時無呼吸症候群などは最近良く聞くし、友達の中にも苦しんでいる人がいる。なにより私自身がストレスがかかると過呼吸を起こして、倒れそうになることがあるのだ。呼吸は自律神経や精神面との関連性が深く、呼吸が乱れた状態が続くと、なんとなく不調という状態を引き起こし、大きな病気にもつながりかねない。確かに緊張しているときは呼吸が浅く、寝ているときなどリラックスしているときは腹式の穏やかな呼吸をしている。
 良い呼吸法とは、就寝前の静かになれる場所で呼吸のみに集中し、おなかに空気をいれ、鼻から吐き出す呼吸をでゆっくりと行うことだそうだ。出来る範囲で毎日続けることが理想的。呼吸法でダイエットというのもよく聞く話だ。
 私が過呼吸になったのは、東京の電車の中だった。毎日疲れ果てて働いていて、突然息苦しくなった。息ができない、死んでしまうと思って、慌てて電車を降りた。しばらくすると収まって、また電車に乗ると苦しくなる。次第に電車に乗るのが怖くなった。でも電車に乗らないと職場にいけない。朝早い時間に人がいない車両を選んで乗って、苦しくなったらすぐ降りるということを繰り返しながら、ようやく職場に行き着く日々が続いたこともある。精神科に行って、クスリをもらってから、やっと少し楽にはなったが、本当につらい日々だった。過呼吸の発作を抑えるために、ビニール袋を持ち歩きながらも少しずつ呼吸法なども気をつけるようになった。それからストレスにも気をつけるようにした。睡眠をきちんととり、食事にも気をつけ、最近はよっぽどのことがないと起こらなくなってきた。
 確かに呼吸はストレスによってかなり変化があることがわかった。緊張するような場面では、ゆっくり深呼吸をしたりしながら、呼吸を整えたい。寝る前のストレッチと一緒に呼吸法もやってみようと思う。

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