現代画報社 不況の任天堂

ゲームと言えば、世界でも通用するのが任天堂。日本の子供たちだけではなく、アメリカなど世界各国の子供たちがクリスマスなどのプレゼントに「任天堂のゲーム」を欲しがるのは、もはや定番となりつつありますよね。そんな任天堂ですが、任天堂が5月6日に発表した「2010年3月期連結決算」では、余裕を構えていられなくなっている様子が浮き彫りになっています。なんでも、最終利益が前期比18.1%減の2286億円となったそうで、6年ぶりに前期を下回るという結果になったそうです。2008年の秋以降、世界的な不況の影響などによって、据置型ゲーム機「Wii」の販売が低迷したことなどが大きな原因のようです。やっぱりお父さんの給料が減ったりすれば、直接子供のプレゼントの予算にも影響してきますよね〜。確かに「Wii」といえば、ピンとくる人気のゲームの名前なんて思い浮かびませんし(「Wii Fit」くらい?)、円高ということで輸出にも影響が出ちゃってるようですしね。ちなみに任天堂はその対策として、もともとのWiiのお値段25000円のところを、20000円に値下げしたようですが、それでも前半の落ち込みはカバーできなかったそうです。次はクリスマスで作戦を練るしか、任天堂の道はないのかも?

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