国際ジャーナル 最期の先

何年か前に、伯母が亡くなりました。場所は自宅、死亡してから二日ほど経って家族により発見されました。お葬式には200人近くの人が弔問に訪れたそうです。伯母は地域のボランティア活動に大変熱心に通い詰めていて、そのお仲間やボランティアで伯母がお世話をした方々が訃報を聞いて駆けつけたのだといいます。生前どんなに善行をしても、最期は誰にも看取られずに亡くなったなんて。。しかも死因を調べるからと警察に連れて行かれ、司法解剖に回されてしまいました。
国際通信社のwebサイト異業種ネットにあった、死因究明制度についての記事を読んでいて、この伯母のことを思い出しました。変死体の解剖は事件性があると判断された場合は司法解剖に、事件性が薄い場合は伝染病対策などのために行政解剖に、と分けられているそうです。実際に解剖されるケースは10%にも満たないというのは、先進国では稀なのだとか。それだけ日本は治安が良かったと考えられますが、今はもうそんな時代ではなく、毎日毎日嫌なニュースばかり、特に子供の虐待死は後を絶たず、この虐待死を調査するのに司法解剖は有効な手段だと言えます。また、老人の孤独死はかなり曖昧な線上にありますから、解剖によって死因を特定することができるでしょう。
これまで遅れてきた日本の死因究明制度ですが、見直しが進められてきているようです。ただ一つ気になるのは、遺族のことです。確かに犯人逮捕のために解剖が必要かもしれませんが、それを受け入れざるを得ない遺族の気持ちを忘れてはいけないと思います。





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