コマーシャルでハイボールが売れた。

昔、父が良く飲んでいたが、最近見かけなかったハイボール。昨年あたりから女優の小雪が口ずさみながらハイボールを作っているコマーシャルのおかげでハイボールが売れたらしい。シンプルなコマーシャルだが、なんとなく飲みたくなってしまう雰囲気がある。
アルバイトをしている焼肉屋でも毎日たくさん出る。キンキンに冷やした小さめのジョッキにシュワシュワの炭酸とウイスキーの色が綺麗で、おいしそうである。（とはいえ私は下戸なのだが。）ビールより多分原価も安いのではないだろうか。店としてもありがたく、しかも価格も安いのでお客様も嬉しい。たくさん飲める。女性でも飲む方が多い。年配の男性の比率が高いが、若い学生の子達も飲んでいたりするので、あのコマーシャル効果は絶大だ。
不況の時代には強い酒が好まれるらしい。焼肉屋でいえば、韓国のお酒マッコリが結構出る。そして金麦などの女優さんが甘い言葉をささやいてくれるようなコマーシャルのものも売れるようだ。世の男性たちも癒しを求めているということであろうか。テレビコマーシャルの影響の大きさには時々驚かされてしまうが、これによって売り上げが左右するのだから面白い。毎年人気のあったコマーシャルを見ると、その時代のことを思い出すくらいである。世相が反映されていてとても興味深い。さて、今年はどんなコマーシャルが人気になるのだろうか。

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