年金。

年金受給資格があることを知らずに手続きをしてないため、年金を受け取っていない人が全国で推定約3万5000人もいるそうである。受給資格があるのに、記入漏れなどが原因で「無年金」状態の高齢者が他にも約3万人いることから約6万5000人が受給できていないことになる。
この中にはもう亡くなった方もいらっしゃるだろうし、お金があって、年金をもらわなくても良い人は問題ない。しかしお金がなくて、例えばホームレスになってしまっているような方もその中に入っているとしたらあまりに切ない。高度成長期のころがむしゃらに働いて年金受給者の資格があるのに、今はホームレスなんて。
私が年金を払い始めた頃から比べると、もうすでに4000円くらいは上がっている気がする。しかし受給されるかどうかは不確かである。払うのがばかばかしいと払っていない友人もいる。私もかつかつの生活の中でなんとか捻出して払ってはいるが、これがもし返ってこないとしたら国を訴えたい気分になる。返ってくるとしても月6万程度であるから、生活はできない。それまでに家を買って、なんとか暮らしていける基盤をつくらなければならないのであるが、そんなことが果たしてできるだろうか。今の生活からは想像すらできない将来である。明るい未来を描きたいが、どうしても想像してしまうのはホームレスの年老いた自分。国に頼りっきりにするつもりもないが、もう少しだけ年寄りに優しい国づくりをお願いしたいものである。

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