国際ジャーナル 取材 ひと口サイズの"姫グルメ"が評判

ひと口食べられるサイズの"姫グルメ"と称される商品が評判を呼んでいるという。たい焼きやロールケーキなど定番の商品を敢えて小さくして、一口で食べられるようにしたものが人気を集めている。単純に考えるとコストは手間がかかる分だけアップしていると考えられる。効率化に向かう中で、このような商品が売れる理由には核家族化で大きなものを買っても食べきれない、種類が多い商品は小さくないとたくさん買えない、不況で少しでも安いものを買いたいなどの理由が挙げられる。だが、決してそれだけの理由でもなさそう。まず、現れ始めたのは、2002年頃からと言われているし、また、小さくするといっても、指先でつまめるほど小さくする必要もないと考えられるからである。
いくつかの商品は当てはまるかもしれないが、これだけいろいろな種類が増えてきたのには別の理由もあるのだろう。商品には、ミニたい焼き、ミニロールケーキのほかに、ミニドーナツ、ミニ肉まんなどもあるという。売上が伸び悩んでいるのなら、思い切って小さくして、味のバリエーションを増やし、小さくすることで見た目の可愛らしさを訴求すると売上が伸びる可能性がある。意外な商品を小さくすることで、ヒット商品が生まれそうな予感がします。もちろん、目新しさだけではダメで、味が良くないと白いたい焼きのように一過性で終わる運命をたどるでしょう。

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